大田区食品衛生協会は、安全で安心な食の提供を務める食品事業者のための団体です。

　「創立10周年を祝して」 　
このたび、大田区食品衛生協会が創立10周年を迎えられたことに対しまして、心からお慶び申しあげます。
　東京の縮図をもいわれております大田区は、高度な技術力を持つ多くの企業や、にぎわいのある商店街、美しい街並みと多摩川の自然など、様々な魅力にあふれております。食品業界をみましても国際化が進み、日本特有の和食の文化に加えて、世界の多種多様な料理を提供するお店も増え、おもてなしの心とともに、まちに彩りを添えています。また、食品衛生の面でも、営業者の皆様は食生活の多様化や変遷に適切に対応してこられ、自ら改善を図り、衛生知識の向上に大きな努力を払われてきました。こうした活動の中心となってこられた大田区食品衛生協会の皆様のご尽力に、改めて厚く御礼申し上げます。
　大田区では、大田区基本構想で区の将来像「地域力が区民の暮らしを支え、未来へ躍動する国際都市　おおた」を掲げ、基本計画「おおた未来プラン10年」を策定し、その実現に向けて着実に施策を進めております。ここに、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京開催、国家戦略特別地域の指定と、区の将来像実現のための追い風が吹いてきました。
　この機会を逃がすことなく「地域力」と「国際都市」の区政の推進力として、大田区の安全・安心、くらいやすくにぎわいのあるまちづくりを一層力強く進めてまいります。様々な課題を克服し、魅力と潤いのあふれるまちとするには、大田区食品衛生協会、区民の方々と協働なくして、その実現はありえません。会員の皆様には、今後も様々な場面でご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
　最後になりましたが、大田区食品衛生協会の益々のご発展と、会員の皆様のご健勝、ご繁栄をお祈りしまして、創立10周年のお祝いの言葉とさせていただきます。